じぇんとるノート

アニメ・音楽好きなじぇんとるの雑多ブログです。

私は知人・友人とは仕事をしたくない

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こんにちは、じぇんとるです。

 

皆さんは、知人・友人と仕事をすることについてどう思いますか?

「ラフに出来ていいな」

「楽しそうでいいよね」

こうやってプラスに考える人は、私の周りでは結構沢山います。

 

ですが、実は私は知人・友人と仕事をするのは「できればしたくない」、とマイナスに考えるタイプです。

 

なぜ知人・友人と仕事がしたくないのか、を過去にあった出来事を踏まえなが書いていこうと思います。

過去の仕事にまつわる災難

過去に、こういった仕事がありました。

「少し割に合わない料金になるんだけど、片手間でできるような簡単な内容の仕事だから、やってもらうことできないかな?」

知人であるクライアントから、そんな感じで依頼が来ました。

内容は、インタビュー動画の編集で、一応テンプレートというか、、形式が決まっているみたい。

具体的に行う作業としては、知人が撮影した動画を受け取り、撮った動画のカラー補正、カット、BGM挿入、OP・EDの挿入。それと、音質が悪い部分も多少あるとのことで、音声補正エフェクトをデフォルト設定で適応する、といったこと。

いわゆるYoutubeでよくある動画みたいに編集する感じです。

 

慣れていない人であれば、結構大変な作業だが、確かに慣れている人であれば、割とすぐにできてしまう作業。

料金面では、確かに割に合わないが、当時は金銭面的にそこまで困っていなかったのと、知人が困っているとのことだったので、快く引き受けることにしました。

 

しかし、それが仇となってしまったのです。

 

実際に作業を始めてみると、

まず渡された動画素材(複数ある)は、データごとに名前を付けらていませんでした。

名前…つまりナンバリングされていなければ、どれがどの順番になるのかなどは、一度こちらで確認しなければいけません。

動画の長さは軽く見て全部で30分ほど。。

この時点で、"片手間"とは一体どういった意味だったかがわからなくなりました。

 

とりあえず、最初に指示された通りの作業を行い、納品。

修正内容が返ってきた。修正点は2点。

 

1点目は、

「音声が悪いのでもっとどうにかできないか」 

 

あれ…?私、指示通りのエフェクト適応したぞ…?

 

ちなみに、私自身当時はノイズ除去などのスキルは持っていなかったので、1から勉強するハメに。

 

そして2点目。

「動画が長いから短くしてほしい」

 

???

じゃぁなぜ、30分以上撮影したの?

 

私は今回、動画編集のみを依頼されいます。

決してディレクターの仕事は依頼されていません。(むしろディレクターの仕事はしたことはありません。)

カット作業で行うことといえば、基本間延びした箇所(「あー」とか「えー」の部分)をカットしたり、2回言っている箇所を省略するくらい。

 

あくまで動画編集は動画を作成する上でのサポート。

動画のストーリー構成は「こんな企画をしたい!」「こんな趣旨の動画を作りたい!」という思いを持っているクライアントがするものなのではないのだろうか。。

 

※もちろん、クライアント様が動画を作るのが初めて。ストーリー構成とかよくわからない…。ということであれば、こちらからも提案しつつ、サポートに回っております!

※けど、今回は動画制作のノウハウがある程度ある知人です。

 

最初話していた依頼内容と全然違うのでは?

通常であれば、倍以上の料金を頂く仕事の工数、クオリティ。。

 

これ、割に合わなくないか?

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※イメージです

もちろん、知人も依頼する最初に「割に合わない料金なんだけど」とは言っていた。

いや、でも、、度が過ぎるでしょ。

普通に他に請け負っている仕事や、生活にも影響するレベルで割りに合わないぞこれ。。。

 

そんなことが過去にありました。

(結局、最初の動画は完成させ、継続の依頼だったのですが、丁重に断り、その人とは少し距離を置こうと決めたのでした。)

なぜ知人・友人と仕事をしたくないのか

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この出来事は、知人と仕事をしたくないと感じるようになったエピソードの1つに過ぎません。この出来事は中でも結構しんどいものでしたが、ここまで行かずとも、やはり「しんどいな」「やっぱ知人と仕事をするべきではないな」と思ってしまう出来事は多々ありました。

 

なぜなら、プライベートで遊んだり、飲みに行ったりと友達としての価値観はある程度合う人でも、仕事をする上での価値観は決して同じではないからです。

 

私も、実際に体感するまでは「知人・友人と仕事をするのは楽しそう」と思う人間でした。

 

「知人・友人と仕事をしたい!」と考える人は、この人なら気が合う、この人と仕事をすると楽しそう、と思うからではないでしょうか?

ですが、この「気が合う」や「楽しそう」というのは、あくまでプライベートで遊んだり、飲んだり、話したりした時に感じるものです。それぞれの仕事の話や考え方を話したことがある人もいるかもしれませんが、それもあくまでプライベートで話したもの。実際の仕事の場ではありません。

 

プライベートでの価値観が合っているから、と理由のみで仕事を一緒に始めてしまうと、仕事上での価値観が合わず摩擦が起きてしまい、最悪「こんな人だとは思わなかった…」という感情が芽生えてしまいます。

もっと簡単に行ってしまえば、好きな人の嫌いな所が見えてしまい、これまで通りの好きではいられなくなります。

 

その結果、なんとか仕事を終えたとしても、少し人間関係がギクシャクしてしまうことになります。

※仕事は仕事。プライベートはプライベート。と割り切れる人もいますが、そんな優秀な人は沢山はいません。

 

もちろん、プライベートも仕事もどちらの価値観もすごく合って、楽しかった!という場合もあるかと思います。

ですが、たまたまかもしれませんが、見事に知人と仕事をした時すべてが、プライベートでの価値観は合うけど、仕事上での価値観が合わなかった、という"私"のケースもあります。

 

プライベートの価値観と仕事での価値観は異なる。

 

これを認識した時、私は無闇に好きな人と人間関係が悪くなるということはしたくないので、「知人・友人とは仕事をしたくない」という考えに至ったのでした。

 

 

また、これらの経験を通して「仕事ってなんだろう?」「いい仕事ってなんだろう」といった事も深く考えるようになりました。これについては、また別の記事で書こうと思います!

  

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